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笑いの比較人類学-日本と世界のテレビの笑いについて@北京日本人学術交流会
2018年8月1日 @ 18:00 - 21:30
社会人200元、学生100元第326回北京日本人学術交流会では、吉本興業所属のお笑い芸人、ぜんじろう氏に『笑いの比較人類学-日本と世界のテレビの笑いについて』というテーマでお話しいただきます。
実は、ぜんじろう氏に北京日本人学術交流会で話していただくのは、これで二回目です。
前回は、第303回北京日本人学術交流会において『日中欧米の「笑い」に関する比較文化論』という報告をしていただき、大好評でした。多くの質問が相次ぐ大変濃密な共同討論が行われました。
今回はその続編となります。
ぜんじろう氏は、漫才「ぜんじろう&月亭かなめ」を結成しますが、二年後に解散、ソロ活動を開始します。1990年代大阪ローカルの深夜番組『テレビのつぼ』などで人気に火が付き東京に進出。『ぜぜぜのぜんじろう』や『たけしの元気が出るテレビ』などのテレビ番組に出演後、2000年代からはアメリカに拠点を移し、笑いの修行をされました。その後、アメリカに限らず、ヨーロッパ、アジアなど海外で幅広く活動されています。その風貌から「平成の明石家さんま」ともいわれ、現在、天才芸人、上岡龍太郎氏の唯一の弟子でもあります。
最近では、「ダウンタウンのガキの使い」で年末に放送された問題となった黒塗り問題などに世界の笑いをもいてきたお笑い芸人としてコメントするなど、その観察眼や批評眼には定評があるといってよいでしょう。また、話題となったウーマンラッシュアワーの村本氏とも対話を行ったといいます。
日本で、はじめてロボットと漫才をするなど学術的に笑いをとらえなおす活動していたぜんじろう氏に世界を笑いの公演で回られた経験をもとに今回も独自の視点から笑いの人類学を語っていただきます。
また、実験的なスタンダップコメディを披露していただくとともに、それについての質問も受け付けていただきます。
討論の時間も十分にとって開催されます。
ぜんじろう氏と笑いについて語ってみたい方は、どうぞご参加ください。
参加を希望される方は7月30日(金曜)深夜までに以下のフォームにお申込みください。
席は先着順で埋まり次第締め切りとなりますので、おはやめにお申し込みください。
どうぞよろしくお願いいたします。
◎第326回北京日本人学術交流会
◎日時:2018年8月1日(水曜)午後5時半開場、午後6時開始、報告、質疑応答、食事、共同討論などふくめて午後9時半時ごろ終了予定。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:『笑いの比較人類学-日本と世界のテレビの笑いについて』
◎報告者:ぜんじろう氏(吉本興業所属 スタンダップコメディアン お笑いタレント)
◎参加費:資料代、運営費、食事代
社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100元
◎言語:主に日本語
(要旨)
日本のTVの笑いの特徴とは何でしょうか。それは日本のTVだけみていてもなかなか見えにくいといえます。世界のTVと日本のTVの比較をとおして日本のTVの笑いの特徴を考えてみたいと思います。
多くの方とこのテーマについて討論できる有意義な場となればうれしいです。