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習近平はトランプの経済攻勢をどううけるか@北京日本人学術交流会

2017年10月8日 @ 16:00 - 20:00

社会人200元、学生100元

20151208_第200回学術交流会_記念写真
北京日本人学術交流会では、2013年11月10日の第103回北京日本人学術交流会において「チャイメリカ再論-21世紀の働き蟻と浪費家キリギリスの話」というテーマで話していただいたことがありますが、今回は、その続編となります。前回話していただいた当時のアメリカはオバマ政権でした。今回はトランプ政権となったアメリカの経済攻勢を習近平がどううけるかという米中の経済関係にかかわるテーマでお話しいただきます。
 矢吹晋先生は、東京大学経済学部卒業後、東洋経済新報社の経済記者を振り出しにアジア経済研究所や横浜市立大学などで長年にわたって中国研究をされてきました。
近年では『チャイメリカ-米中結託と日本の進路』(花伝社2012)『習近平の夢』(花伝社、2017年6月)を刊行されるなど精力的に中国研究を続けておられます。
興味深いお話がうかがえるものと思います。貴重な機会となるでしょう。
ご関心のある方は、10月6日(金曜)深夜までに以下のフォームにお申し込みください。
よろしくお願いいたします。

◎第298回北京日本人学術交流会
◎日時:2017年10月8日(日曜)午後3時半開場、午後4時開始、報告、質疑応答、食事、共同討論などふくめて午後8時ごろ終了予定。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:「習近平はトランプの経済攻勢をどううけるか」
◎報告者:矢吹晋氏(横浜市立大学名誉教授)
◎参加費:資料代、運営費、食事代
社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100元
◎言語:主に日本語

(要旨)
トランプは就任直後に対中赤字が昨年3470億ドルに達したとして対策を命じた。これは明らかに200ドル以上の赤字をもたらした国を対象とする国に当てはまる。だがもう一つの基準、対GDP比3パーセントの基準に照らすと中国は1.8パーセントに過ぎず、トランプの基準をクリアする。米の対日赤字は689億ドルだが、対GDP比は3.8パーセントであり、基準を超える。為替操作国という基準はどうか。元レートを安く操作してダンピング輸出を行なったか。過去1年を見る限り、元安よりはむしろ買い支えであった。トランプは初戦で情況を読み違え、振り上げた拳の下ろし方に苦慮する始末だ。北朝鮮問題をめぐるやり取りは、中国にとって何をもたらすか? 私の見るところ、米中間の結託は広がり深まる。そして日本は何処へ行くのか?こうした問題について参加者の皆さんと考えてみることができれば幸いである。

詳細

日付:
2017年10月8日
時間:
16:00 - 20:00
費用:
社会人200元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビル中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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