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米中政治の結節点、清華大学@北京日本人学術交流会

2018年1月21日 @ 16:00 - 20:00

社会人200元、学生100元

第313回北京日本人学術交流会においては、清華大学に留学されている日本人留学生の方に「米中政治の結節点、清華大学」というテーマでお話しいただきます。
2017年年末、日本政府の要人は、習近平に会うとともに清華大学を訪問しました。日本政府も清華大学の重要性を認識し始めているようです。しかし、それ以上に米中関係の緊密さが世界で注目されてきています。とりわけ、このなかで清華大学経済管理学院の重要性に焦点をあてて、報告いただきます。
この清華大学経済管理学院は、アメリカのブラックストーングループのスティーブン・シュワルツマン氏などが、参加し基金をつくるなどその重要性が注目を集めています。この清華大学経済管理学院の歴史と現状を報告いただき、どのような役割をはたすことになるのかを考えることにいたします。
貴重な機会となるでしょう。参加を希望される方は、1月19日(金曜)深夜までに以下のフォームにお申し込みください。
◎第313回北京日本人学術交流会
◎日時:2017年1月21日(日曜)
午後3時半開場、午後4時開始、報告、質疑応答、食事、共同討論などふくめて午後8時ごろ終了予定。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:米中政治の結節点、清華大学
◎報告者:清華大学の日本人留学生
◎参加費:資料代、運営費、食事代
社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100元
◎言語:主に日本語
(要旨) 米中政治の結節点、清華大学
北京大学と並ぶ中国屈指の名門校、清華大学。理系分野での躍進ぶりが伝えられるが、近年では習近平国家主席の母校として、米中両国の結節点として重要性が増している。
注目されているのが清華大学経済管理学院の存在だ。経済管理学院は1984年設立と中国の大学院の中では最も歴史が古い。2000年に顧問委員会を設立して海外要人もメンバーとして積極的に参画するようになった。最近はフェイスブックのザッカーバーグ氏やテスラ・モーターズのイーロンマスク氏、ブラックストーングループのスティーブンシュワルツ氏らも加わった。
中国側は王岐山氏やアリババ CEOマーユン氏、中国人民銀行総裁らが名を連ねる。
2017年10月31日には人民大会堂で習近平国家主席と会談。直後の米中首脳会談では28兆円の商談が成立。顧問委員会メンバーの企業も商談に関わったとされる。
経済管理学院と並ぶのがシュワルツマン学院だ。経済管理学院顧問委員会にも名を連ねるブラックストーンのシュワルツマン氏が清華大学内に作った奨学金プログラムで、米中の学生を数多く受け入れる。シュワルツマン氏はトランプ大統領の外交政策顧問も務める親中派。今後さらに米中を繋ぐパイプとして機能するとみられる。
清華大学はもともと、義和団の乱で米国が勝ち取った賠償金を元に、当時の清朝に作らせた米国留学予備校。習近平国家主席の母校であることから、米国側は近年とみに清華大学への傾斜を強めており、今後も国際政治の重要舞台になる可能性がある。

詳細

日付:
2018年1月21日
時間:
16:00 - 20:00
費用:
社会人200元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビル中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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