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無意識の植民地主義とは何かを考える @北京日本人学術交流会

2017年2月19日 @ 15:30 - 20:00

社会人200元、学生100元

前回、第264回学術交流会では、現在、 問題になっている東京MXの「ニュース女子」 の沖縄に対するヘイトスピーチの問題を取り上げました。 ここには様々な問題が凝縮されており、 考えるべき問題は多いといえます。
 第265回北京日本人学術交流会では、日中歴史カフェ「 無意識の植民地主義とは何か― 沖縄に対する植民地主義を意識化するために」が行われます。20 17年1月2日放送の「ニュース女子」 において名指しで批判されたのりこえネットの辛淑玉氏は、1月2 7日に行われた抗議の記者会見において「権力になびく一部のウチ ナンチュを差別扇動の道具に利用して恥じない「植民者の手法」 でもある。」と述べています。
これは非常に重要な指摘であるといえるでしょう。
この問題の根底には日本本土の人間の「無意識の植民地主義」 が横たわっており、
日本本土の人間の「無意識の植民地主義」 を巧みに利用して番組製作がなされていることは忘れられるべきで はありません。
考えるべき問題は多いですが、第265回北京日本人学術交流会に おいては沖縄に対する植民地主義という点に焦点を当て沖縄に関す るドキュメンタリーを見た後、「無意識の植民地主義とは何か」 について掘り下げて考える予定です。

参加を希望される方は、2月17日(金曜)深夜までに以下のフォ ームにお申し込みください。
https://legacy.creativesurvey. com/reply/ 4e40c8d295e3d583bf7926a474b3d3
(なお情報は正確にお願いいたします。 誤りがあるとお知らせがいかないことがあります。)

◎第265回北京日本人学術交流会
◎日時:2017年2月19日(日曜)午後3時開場、午後3時半 開始、報告、質疑応答、食事、などふくめて午後8時ごろ終了予定 。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しく は申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:「無意識の植民地主義とは何かを考える― 沖縄に対する植民地主義を意識化するために」
◎司会:山口直樹(北京日本人学術交流会責任者)
◎参加費:資料代、運営費、食事代
社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100元
◎言語:主に日本語

(要旨)
1952年4月28日、 日本はサンフランシスコ講和条約により国際社会に復帰し、 主権を回復したとされる。しかし、沖縄は、 このとき日本から切り離され日本ではなくなった。
この日、4月28日は沖縄の人々にとっては「屈辱の日」 となっている。
またこの同時期、在日朝鮮人は、戦時中、 日本軍に動員されたあともっていた日本国籍を一方的にはく奪され 、「日本国民」ではなくなった。
このように沖縄の人々と似た経験をしている在日朝鮮人が、 沖縄の人々の状況に関心を寄せているのは、 不思議なことではない。2017年1月2日放送の「 ニュース女子」 において名指しで批判されたのりこえネット代表の辛淑玉氏は、1 月27日に行われた抗議の記者会見において「権力になびく一部の ウチナンチュを差別扇動の道具に利用して恥じない「 植民者の手法」でもある。」と述べている。
今回、もっとも問題にしなければならないと思われるのは、 本土の日本人の沖縄に対する「無意識の植民地地主義」 というべきものであろう。依然として植民地主義は継続している。
このことに関して以下のような内容で報告が行われる予定である。
1、沖縄の歴史と切り離せない「土人」という言葉
2、なぜ沖縄に米軍基地が集中しているのか
3、継続する植民地主義―植民者としての日本人
4、植民地主義と文化の破壊、存在の抹殺
5、権力の隠蔽
6、「癒しの島」と無意識の植民地主義
おわりに、精神の脱植民地化のために
こうしたテーマに関して多くの方々と討論を共有できれば幸いであ る。

詳細

日付:
2017年2月19日
時間:
15:30 - 20:00
費用:
社会人200元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビルB座一階中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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