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日本人の幸福感はなぜ低いのか@北京日本人学術交流会
2017年6月11日 @ 16:00 - 20:00
社会人200元、学生100元第282回北京日本人学術交流会においては、「日本人の幸福感はなぜ低いのか―日本の青年層を中心に」というテーマでの報告が行われます。
2017年の「自殺対策白書」において厚生労働省が、先進国G7の若者の死因について調査してみたところ「海外」は事故が一位だったものの日本のみが自殺が一位だったことが判明しました。また日本の15歳から39歳までの5年ごとの年齢区分で調べてみたところすべて死因として自殺が一位であることが判明しました。(日本において自殺者数は減少傾向にありますが、後述のように自殺率は高いままです。)
さらには先進国の中での10万人当たりの自殺率が、日本は、18.7人となり先進国中で最も高いことが判明しました。日本は経済の停滞がいわれるもののまだ世界第三位の経済大国で物質的には、恵まれているものの青年層の自己評価の低さや幸福感の低さなどが気になるところです。
これらは、決して自己責任で解決できるような問題ではないでしょう。
なぜ、日本の青年層は、高い自己評価を持てず、低い幸福感しかもてないのでしょうか。
こうした問題を社会の側から考えようとする試みです。
参加を希望される方
は、6月9日(金曜)深夜までに下記の「参加する」からお申込みください。
◎第282回北京日本人学術交流会
◎日時:2017年6月11日(日曜)午後3時半開場、午後4時開始、報告、質疑応答、食事、共同討論などふくめて午後八時ごろ終了予定。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:「日本人の幸福感はなぜ低いのか―日本の青年層を中心に」
◎司会:山口直樹(北京日本人学術交流会責任者)
◎参加費:資料代、運営費、食事代
社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100元
◎言語:主に日本語
(要旨)
2017年の「自殺対策白書」において厚生労働省が、先進国G7の若者の死因について調査してみたところ「海外」は事故が一位だったものの日本のみが自殺が一位だったことが判明した。また日本の15歳から39歳までの5年ごとの年齢区分で調べてみたところすべて死因として自殺が一位であることが判明した。
さらには先進国の中での10万人当たりの自殺率が、日本は、18.7人となり先進国中で最も高いことが判明した。日本では経済の停滞がいわれるもののまだ世界第三位の経済大国で物質的には、恵まれてはいる。しかし青年層の国際的に見て自己評価の低さや幸福感の低さはどうしたことなのだろうか。
これらは、決して自己責任論で解決できるような問題ではないであろう。
なぜ、日本の青年層は、高い自己評価を持てず、低い幸福感しかもてないのか、この問題をし社会の側から考えることを試みる。
報告される主な内容は行われる予定である。
はじめに
1、非正規雇用の増大とブラック企業
2、使い捨てられる青年たち
3、日本の会社というシステム
入口からではなく出口から日本の会社を考える
会社を社会に開くためには
おわりに 自己責任論を超えて