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学生中国研究会活動から見た現代中国観の変遷: 1970年代初頭を中心に@北京日本人学術交流会

2017年9月3日 @ 16:00 - 20:00

社会人200元、学生100元

 

294回北京日本人学術交流会においては、横浜国立大学名誉教授の有江大介先生に

学生中国研究会活動から見た現代中国観の変遷: 1970年代初頭を中心に」

というテーマでお話しいただきます。

有江先生は70年代初頭、東京大学の学生でしたが、その時、12の大学で組織していた関東学生中国研究会の書記長をされていました。そのとき1949年の建国から文化大革命期にいたる中国をどのようにとらえようとしていたのかを当時の経験に基づいて具体的に語っていただきます。現代の日本人の中国観とはどういう差異があるかを考えてみるにはよい機会かと思われます。

参加を希望される方は、91(金曜)深夜までに以下のフォームにお申し込みください。

◎第294回北京日本人学術交流会

◎日時:201793(日曜)午後3時半開場、午後4時開始、報告、質疑応答、食事、共同討論などふくめて午後八時ごろ終了予定。

◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)

◎テーマ: 学生中国研究会活動から見た現代中国観の変遷: 1970年代初頭を中心に」

報告者:有江大介氏(横浜国立大学名誉教授、博士経済学)
略歴:東京大学経済学部卒業、同大学院修了後、 主に社会思想史の分野の研究をする。
著書に『労働と正義』(単著、1990)、Marx for the 21th Century (共著、2006)、『ヴィクトリア時代の思潮とJ.S.ミル』 (編著、2013年)、『ジェレミーベンサムの挑戦』(共著、 2015)、論文に「社会主義の崩壊と日本の学問」(1995 、「抹殺された呪物性論─価値形態論の歴史とルービン」( 1999)、「日本になぜキリスト教は広まらないのか」( 2017)などがある。

◎参加費:資料代、運営費、食事代

社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100

◎言語:主に日本語

 (要旨)

私の報告は、私が東京大学中国研究会の会員であり、 12大学で組織していた関東学生中国研究会連合の書記長であった (1972-73年)頃の20歳前後の学生が、 1949年の建国から文化大革命期に至る中国をどのように捉えよ うとしていたのかを紹介するものです。 刻々と入って来る新たな知見と学生内部の議論の中で、 あるべき将来社会を先取り的に実現しつつあるという極めて積極的 な中国像から、 文革期の混乱を眼にする中で期待を裏切られネガティヴな中国像へ と変化して行った過程とその意味について語ることになります。 これは、学生レベルの議論でったとは言え、( 私は中国研究の道には進みませんでしたが) 学術的な意味での日本の中国研究のあり方の変化にも対応するもの であったと思います参加者のみなさんとこうした問題について有意義な討論ができればと考えています。

詳細

日付:
2017年9月3日
時間:
16:00 - 20:00
費用:
社会人200元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビル中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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