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「中国軍閥の時代1915~1928」@北京日本人学術交流会

2017年4月2日 @ 16:00 - 20:00

社会人200元、学生100元

第272回北京日本人学術交流会においては、読売新聞記者の杉山祐之氏に「中国軍閥の時代1915~1928」というテーマでお話しいただきます。
杉山氏は、『覇王と革命 中国軍閥史一九一五-一九二八』『張作霖 爆殺への軌跡一八七五-一九二八』(いずれも白水社)という本を上梓されていますが、日本では、ほとんど知られていない軍閥に関して興味深いお話が伺えると思われます。
関心のあるみなさんのご参加を心よりお待ちしています。
参加を希望される方は、3月31日(金曜)深夜までに以下のフォームにお申し込みください。
https://legacy.creativesurvey.com/reply/91b0cfcb0a0a98cb82059ecc0a3a60

◎第272回北京日本人学術交流会
◎日時:2017年4月2日(日曜)午後3時半開場、午後4時開始、報告、質疑応答、食事、などふくめて午後8時ごろ終了予定。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:「中国軍閥の時代 1915~1928」

◎報告者:杉山祐之氏(読売新聞記者)
1962年、鹿児島県出身。東京外国語大学中国語学科卒。読売新聞入社。新潟支局、ハノイ支局を経て、三度にわたる北京勤務。15年8月より、中国駐在編集委員。著書に『覇王と革命 中国軍閥史一九一五-一九二八』『張作霖 爆殺への軌跡一八七五-一九二八』(いずれも白水社)、訳書に馬立誠『反日からの脱却』など、共著に『膨張中国』など(いずれも中央公論新社)
◎参加費:資料代、運営費、食事代
社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100元
◎言語:主に日本語

(要旨)
 これまで日本では、ほとんど知られてこなかった中華民国初期の軍閥混戦の時代について、3つのテーマに分けて紹介します。
まず、中国において、近年、軍閥史に関する書籍、史料集、報道、論文、小説などが続々出てきた背景と、それが生み出した多様な歴史評価について解説します。例えば、孫文批判が最も強いのは、今や大陸中国といってもいいかもしれません。(インターネット上ながら)。「大罪人」呼ばわりされてきた袁世凱の評価見直しも進んでいるようです。中国近代史の「古い常識」は、明らかに崩れつつあります。ここでは、現代中国政治と歴史の関係についても触れます。
続いて、軍閥の時代の概要。群雄割拠の時代の大きな流れと、主要軍閥について簡単に紹介します。北洋の虎・段祺瑞、常勝将軍・呉佩孚、日本の軍人に爆殺された張作霖らをはじめとする北方軍閥、それに加えて、陸栄廷、蒋介石といった南方の雄が、20世紀三国志といってもいいほどの混戦を繰り広げます。
最後に、「軍閥の時代」が、現代と直結する原点であったことについて話したいと思っています。
例えば、共産党はこの時期に誕生し、毛沢東はまさに、小さな軍閥のごとく割拠しました。五四運動の情景は、現代に生きる我々も目にすることができます。
そして日本。今回取り上げる年代は、1915年から1928年です。1915年は二十一か条要求の年、28年は張作霖爆殺の年でもあります。日本は軍閥混戦期に自ら亡国のレールに乗り、31年の満州事変へと突き進んでいきます。

詳細

日付:
2017年4月2日
時間:
16:00 - 20:00
費用:
社会人200元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビル中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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