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袁丁指揮 中国フィルハーモニー楽団 蘇千尋 ヴァイオリン独奏
2023年4月22日 @ 19:30 - 21:00
袁丁指揮 中国フィルハーモニー楽団 蘇千尋 ヴァイオリン独奏 4/22
エグやんの「劇場で会いましょう」
ブラームスはお好き?…ですか?
袁丁指揮 中国フィルハーモニー楽団
蘇千尋 ヴァイオリン独奏
4月22日土曜日 19時半 中山公園音楽堂
ブラームス:悲劇的序曲 作品81(約15分)
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品77(約40分)
交響曲第2番ニ長調作品73(約45分)
クラシックで最もオーソドックスなコンサート。それがブラームスのコンサートです。
そもそも現代我々がクラシック、特にオーケストラのコンサートとして親しんでいるのは、ブラームスが活躍した19世紀中ごろに確立いたしました。この時代に楽器は今と同じように発達し音域、ヴォリュームもUP、それを基に今と同じ編成(二管編成)も確立されました。また当時、ストーリ性やメッセジー性を重視したロマン派(ロマンチック)の音楽に対抗して、昔(18世紀)の音楽を古典派(クラシック)として尊ぶようになりました。そして、序曲、協奏曲、交響曲といったプログラムが一般的になりました。
尚、話は少しそれますが、要するに18世紀のモーツァルトやベートーヴェンに関して、今我々がコンサートや録音で聴くのは主にこの19世紀スタイルでの演奏です。18世紀当時の楽器や編成を再現したものは古楽演奏やピリオド演奏と言われます。
閑話休題。
ブラームスはロマン派のなかの古典派と言われ、いかにもドイツ音楽と言った渋さを持つとともに、流石はロマン派と言うべき甘いメロディーも合わせもっております。また生涯独身で師匠の妻であるクララ・シューマンを思い続けたというエピソードもあって人気を博しています。なんでフランス文学でも韓国ドラマでも「ブラームスはお好き」なんて作品が存在したりいたします。
フランス文学
韓国ドラマ
宝塚版ブラームスとクララ
ブラームス
クララ
さて、今回の演奏曲ですが、最初の『悲劇的序曲』は、ドラマやオペラなどではなく、コンサートのオープニング曲として書かれた曲です。タイトル通り悲しくもドラマチックな曲です。
ヴァイオリン協奏曲は4大ヴァイオリン協奏曲といわれる内の一曲です。通常の協奏曲より長く重厚で一方でヴァイオリンのソロパートは華やかでかなりの技巧を要求される曲です。
最後の交響曲第2番はヴァイオリン協奏曲の前年、40代半ばと言うブラームスの最も円熟期に書かれた曲です。お気づきかもしれませんがヴァイオリン協奏曲と同じニ長調で書かれています、ニ長調は弦楽器が最も美しく響く調とされていて、多くのヴァイオリン協奏曲でこの調が採用されています。勿論この曲でも伸びやかなヴァイオリンの響きが至ると所で聴くことが出来ます。その初夏の田園に吹く爽やかな風のようなメロディーは生演奏で聴くとまさに絶品です。
では劇場でお会いしましょう。
指揮 袁丁
小提琴演奏家 苏千寻
中国爱乐乐团2022-2023音乐季交响音乐会
2023年4月22日 星期六 19:30 中山公园音乐堂
小提琴:苏千寻
指挥:袁丁
曲目:
约翰内斯・勃拉姆斯:悲剧序曲,作品 81
约翰内斯・勃拉姆斯:D 大调小提琴协奏曲,作品 77
约翰内斯・勃拉姆斯:D 大调第二交响曲,作品 73
票价:100 180 280 380 580元
https://weixin.polyt.cn/thh5/#/projectdetail/5307400/null?theaterId=683
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