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楊洋、于翔と国家大劇院管弦楽団ベートーヴェンの交響音楽会

2023年2月10日 @ 19:30 - 2023年2月11日 @ 21:00

“ 楊洋、于翔と国家大劇院管弦楽団ベートーヴェンの交響音楽会”

  2月10日、11日(土、日曜日) 19時30分国家大劇院音楽ホール

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ベートーヴェン:『フィデリオ序曲』

『ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61』

『交響曲第2番ニ長調作品36』

 ミスタークラシック、ベートーヴェン。お笑いの世界はダウンタウン以前以後なら、クラシックはまさにベートーヴェン以前以後。序曲、協奏曲、交響曲というもっともオーソドックスな形でのオールベートヴェンプログラムでのコンサートです。

 ベートーヴェン以前の音楽は主に機会音楽といわれています。バッハやヘンデルの時代、作品の多くは貴族や教会の依頼でサロンのBGMや記念日用の音楽などでした。その後ハイドンやモーツァルトの時代になるとコンサートに合わせて新作を作曲するようになります。どちらにせよ、なんらかの機会に合わせて作曲していました。それに対してベートーヴェンは自分の心の赴くままに作曲して、出来た時点で献呈(金を無心)したり、コンサートを開催しました。それ故に彼の音楽は絶対音楽と言われました。実際就任式用の音楽を頼んだら、就任式の1年後にやっと完成したという話もあります。

 「フィデリオ序曲」はその名の通りベートーヴェン唯一のオペラ「フィデリオ」の序曲です。レオノーレという女性がフィデリオに男装して牢獄に侵入して政治犯の夫を助け出すという話。ベートーヴェンは何回も書き直し、それらの曲は「レオノーレ序曲1~3番」として単独で演奏されています。

 「ヴァイオリン協奏曲」はベートーヴェン唯一のヴァイオリン協奏曲で4大ヴァイオリン協奏曲の一つといわれています。協奏曲はソロ楽器とオーケストラの組み合わせですが、これは歌手とバックバンドを模したものでした。しかしながらベートーヴェン以降協奏曲はオーケストラがソロ楽器と拮抗するような曲となったのです。第2楽章ではドイツの豊かな自然を感じさせるような美しいメロディーを聴くことができます。

 最後は交響曲第2番。今回のコンサートの中では一番古い作品です。第1番はまだまだハイドンなど先達の影響が多い作品ですが、第2番においてはより彼の個性が発揮されており、ベートーヴェン以前と以降の橋渡しとなる作品です。この頃から彼の耳の難聴が始まりました。交響曲2番を作曲して半年後には有名な「ハイゲンシュタットの遺書」を書くことになります。この遺書は実は決意表明だったのではないかと今では言われています。この遺書の後、ベートーヴェンは歓喜から苦悩へと至る彼の作風を確立する事になります。

実はこの2番は、あまりコンサートのメインになる事はありません。しかし若き日のベートーヴェンの情熱が感じられるこの作品をあえてメインにしたこのコンサート。なかなか興味深いと思いませんか。

是非劇場でお会いいたしましょう。

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楊洋

杨洋、于翔与国家大剧院管弦乐团演绎贝多芬交响音乐会

时间: 2023.02.10 – 2023.02.11

剧场:音乐厅

票价:80-480元

https://m.chncpa.org/product-1094766.html

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詳細

開始:
2023年2月10日 @ 19:30
終了:
2023年2月11日 @ 21:00
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会場

国家大劇院音楽ホール

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