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新春ワルツ 国家大劇場管弦楽団コンサート
2022年1月28日 @ 19:30 - 2022年1月29日 @ 21:30
エグやんの「劇場で会いましょう」
新春ワルツ 国家大劇場管弦楽団コンサート
クラシックファンでもない方でもウィーンフィルのニューイヤーコンサートはご存じの方が多いのではないかと思います。じつは北京でも同種のコンサートをやっております。そのうちの一つをご案内いたします。
さて、本場のニューイヤーコンサートではワルツ王シュトラウス家の曲を中心にその年の指揮者の趣向で1、2曲別の曲を入れるというパターンが多いですが、ここでは8曲シュトラウス以外の曲が選ばれています。ただ選ばれている曲も大体ニューイヤーコンサートで耳にした事のある曲で構成されています。
最初はシュトラウス二世の『こうもり序曲』から、これは以前も書きましたが新年と関係のあるおめでたい曲、そして次に「音楽的冗談」といわれる『シャンペン・ポルカ』。
次はブラームスの最も有名なハンガリー舞曲、ただし最も有名な五番ではなく一番が選ばれています。そのあと『モルダウ』などで有名なスメタナの『道化師の踊り』とハンガリー舞曲のヒットから生まれたドボルザーク(『家路』が有名ですね)の『スラブ舞曲』と東欧風ダンス曲が3曲続きます。
ちなみに『売られた花嫁』って春から穏やかじゃないねと思われるかも知れませんが、娘を金持ちと結婚させようとして、娘の恋人を買収して別れさせたと思ったら一杯喰わされて、二人はめでたく結ばれるというお話なのでご安心を。
続いては音楽の授業やCMなどでおなじみの2曲、まずはアラブ風の『アニトラの踊り』、そしてフランス風の『葦笛の踊り』。そして唯一中国の楽曲『風陽花鼓』これも中国の新年ではおなじみの曲なのでどこかで聴いた事があるはずです。
そしてこれまた運動会でお馴染みの『カンカン』やフランスのワルツ王の代表曲『スケーターズ・ワルツ』とフランス物2曲が続きます。『地獄のオルフェ』も穏やかではないタイトルですが、冥土に落ちた妻を助けようとして失敗するというギリシア悲劇を基にしたグルックのオペラのパロディ。倦怠期の神様夫婦の妻が刺激を求めて地獄に行き、夫が世間体からイヤイヤ取り戻しに行くというコメディですのでご安心を。
そして、締めにはシュトラウス二世ものを4曲、『ナイチンゲール・ポルカ』『雷鳴と雷光』『春の声』『美しき青きドナウ』トリのドナウもこれまた有名な曲ですね。ちなみに本場のニューイヤーコンサートでもアンコールに演奏されるのが通例になります。
というなかなか盛りだくさんのコンサート。コロナで北京を出られないし、気も沈みがちな昨今、明るい音楽で世界旅行してみたらいかがでしょうか。ではまたどこかの劇場でお会いいたしましょう。
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1. こうもり序曲(ヨハン・シュトラウス二世)
2. シャンペン・ポルカ(ヨハン・シュトラウス二世)
3. ハンガリー舞曲第一番ホ短調(ブラームス)
4. 道化師の踊り〈歌劇売られた花嫁より〉(スメタナ)
5. スラブ舞曲第五番ホ短調(ドヴォルザーク)
6. アニトラの踊り〈ペールギュント組曲より〉(グリーク)
7. 葦笛の踊り〈くるみ割り人形組曲より〉(チャイコフスキー)
8. 風陽花鼓〈交響民謡より〉(黄若)
9.カンカン〈オペレッタ地獄のオルフェ〉(オッフェンバック)
10.スケーターズワルツ(エミール・ワルトトイフェル)
11.ナイチンゲール・ポルカ(ヨハン・シュトラウス二世)
12.ポルカ雷鳴と雷光(ヨハン・シュトラウス二世)
13.ワルツ春の声(ヨハン・シュトラウス二世)
14.ワルツ美しき青きドナウ(ヨハン・シュトラウス二世)