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中国交響楽団2023シーズン開幕コンサート 2023新春祝福 美しき国土、新たなる天地 1/12
2023年1月12日 @ 19:30 - 20:00
中国交響楽団2023シーズン開幕コンサート 2023新春祝福 美しき国土、新たなる天地 1/12
エグやんの「劇場で会いましょう」
中国交響楽団2023シーズン開幕コンサート
2023新春祝福 美しき国土、新たなる天地
1月12日 19時半 国家大劇院音楽院
前半
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18(約40分)
休憩(15分)
後半
ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調作品95『新世界より』(約45分)
「オーケストラを初めて聴きに行くのにうってつけの曲はなんですか?」ととわれて、真っ先に思いつく2曲のカップリングコンサートです。
1曲目はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。ラフマニノフは19世紀後半から20世紀の初めに活躍したロシア出身の作曲家。生前は大きな手と強いタッチで鋼鉄のピアニストとして有名でしたが、死後多くの曲が映画やドラマに使われて人気になりました。そのきっかけになったのがこの曲です。歌謡的な旋律が多くてそのために甘ったるすぎるという批判もあったりしますが、逆に言えばそれだけ耳なじみのいい曲です。
協奏曲(コンチェルト)とは調和という意味のイタリア語concertから来ています。ちなみにコンサートも同じです。オーケストラ+ソロ楽器という編成で、オーケストラの勇壮な響きとソロ楽器の華麗な旋律の両方が楽しめます。ラフマニノフは前述したように当時最高のピアニストでした。そんな彼が生み出す鐘の響きのようなピアノと抒情的なオーケストラの響きの両方をお楽しみいただけます。。
2曲目はドヴォルザークの交響曲第9番。第2楽章のメロディーは『家路』という歌曲になっており誰でも聴いた事があると思います。ドヴォルザークは19世紀後半に活躍したチェコ出身の作曲家で東欧の民謡を取り入れた郷愁あふれる曲で人気を博しましたが、晩年にはニューヨーク音楽院の院長として招聘されアメリカに渡ります。その新世界でアメリカ民謡のフレーズを集めた花束のような曲がこの『新世界より』なのです。
『家路』部分ではイングリッシュ・ホルンという珍しい楽器も活躍しますので、ご注目を。そしてこの『家路』のメロディーですが有名なだけにいろいろな解釈で演奏されます。美しく快活にメロディーを繋げて、楽しい我が家への郷愁を思い起こさせるのもあれば、切れ切れに今にも消え入りそうに演奏して家で何があったんだ?と心配になるようなものなど実に様々。今回はどのような演奏で聞かせてくれるでしょうか。
とにかく、わかりやすい2曲がそろったこのコンサート。是非劇場でお会いしましょう。
李心草
2023新春祝福之江山如画:“新的天地”——中国交响乐团2023音乐季开幕演出
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时间: 2023.01.12
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剧场:音乐厅
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票价:80-580元
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演出时长: 预计19:30-21:30(包含中场)
https://m.chncpa.org/product-1094479.html
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