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植民地「満州」で活動した植物学者@北京日本人学術交流会

2018年1月28日 @ 16:00 - 20:00

社会人200元、学生100元

第314回北京日本人学術交流会においては「植民地「満州」で活動した植物学者―野田光蔵の活動を中心に」というテーマでの報告が行われます。
科学史や学問史の分野では、植民地科学史研究が、行われていますが、スタンフォード大学のシービンガーなどのアメリカの科学史家によって植民地の植物学者の活動が、掘り出されています。近代日本においても植民地で活動した植物学者は多くいますが、ここではもっとも重要と思われる植物学者の一人、野田光蔵氏をとりあげます。
野田氏は、1927年に満州教育専門学校に入学し、生物学を学び、1934年から3年間北海道大学に留学し、植物学を学んでいます。
その後、公主領農業学校で教えたあと新京第二中学でも教えていました。
「満州国」の首都、新京(現在の長春)で敗戦を迎えています。
その後、国共内戦の混乱の中を何とか生きのび、新中国に残留し、東北農学院で研究や教育を行っています。野田氏には『満州植物誌』という1000項を超える大著があります。
当時の満州を代表する植物学者だったことが見てとれるでしょう。
この『満州植物誌』に関しても日中の重要な交流の結果、なんとか残されたものでした。
また、野田氏は、1953年に日本に帰り新潟大学教授を務めました。
こうしたことを含め「満州」の植物学の状況や野田光蔵の活動を中心に報告を行います。
ご関心ある方はご参加いただければ、幸いです。
参加希望の方は、以下のフォームにお申し込みください。
◎第314回北京日本人学術交流会
◎日時:2017年1月28日(日曜)午後3時半開場、午後4時開始、報告、質疑応答、食事、共同討論などふくめて午後8時ごろ終了予定。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:「「植民地「満州」で活動した植物学者―野田光蔵の活動を中心に」」
◎報告者:山口直樹(北京日本人学術交流会責任者)
◎参加費:資料代、運営費、食事代
社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100元
◎言語:主に日本語

(要旨)
科学史や学問史の分野では、植民地科学史研究が、行われているが、スタンフォード大学のシービンガーなどのアメリカの科学史家によって植民地の植物学者の活動が、掘り出されている。
近代日本においても植民地で活動した植物学者は多くいるが、ここではもっとも重要と思われる植物学者の一人、野田光蔵氏をとりあげる。
野田氏は、1927年に満州教育専門学校に入学し、生物学を学び、1934年から3年間北海道大学に留学し、植物学を学んでいた。
その後、公主領農業学校で教えたあと新京第二中学でも教えていた。
「満州国」の首都、新京(現在の長春)で敗戦を迎えています。
その後、国共内戦の混乱の中を何とか生きのび、新中国に残留し、東北農学院で研究や教育を行っていた。野田氏には『満州植物誌』という1000項を超える大著もある。
当時の満州を代表する植物学者だったことが見てとれる。
この『満州植物誌』に関しても日中交流の結果、なんとか残されたものであった。
また、野田氏は、1953年に日本に帰り新潟大学教授を務めていた。
こうしたことを含め「満州」の植物学の状況や野田光蔵の活動を中心に報告を行う。
ご関心ある方はご参加いただければ、幸いである。

詳細

日付:
2018年1月28日
時間:
16:00 - 20:00
費用:
社会人200元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビル中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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