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いかに素顔の中国を日本に伝えるか@北京日本人学術交流会

2017年7月2日 @ 15:00 - 19:00

社会人200元、学生100元

285回北京日本人学術交流会においては、汕頭大学教授の加藤隆則氏に「いかに素顔の中国を日本に伝えるか」というテーマでお話しいただきます。

中国にいる日本人の多くが抱いている共通の思いとして「なぜ日本には、素顔の中国が伝わっていかないのか、また伝わりにくいのか。」というものが、あるように思われますが、今回の報告は、そうした思いにこたえようとする試みです。

加藤隆則氏は、もともと新聞記者として中国を日本に伝える仕事をしていましたが、その後、汕頭大学新聞学院で教授として教えるに至っています。

こうした経験をもとに「いかに素顔の中国を日本に伝えるか」というテーマで話していただきます。必ず何か新しい発見があるかと思います。この共同討議をとおして日中文化交流の新たな在り方について考え討論することができれば有意義かと思います。

 ご関心のある方は、630(金曜)深夜までに以下のフォームにお申し込みください。

 今回はいつもより1時間早い午後3時開始なのでお気を付けください。

 

◎第285回北京日本人学術交流会

◎日時:201772(日曜)午後2時半開場、午後3時開始、報告、質疑応答、食事、共同討論などふくめて午後7時ごろ終了予定。

◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)

◎テーマ:「いかに素顔の中国を日本に伝えるか

◎報告者加藤隆則氏(汕頭大学教授)

略歴1962年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部入学、大学在学中の80年代に北京語言大学留学、その後、読売新聞社入社。東京社会部などをへて2005年上海支局長、中国総局長、中国駐在編集委員を務めた後、20156月退社。20169月から広東省、汕頭大学新聞学院教授

主な著書に『「反日」中国の真実』(講談社2013)『中国社会の見えない掟―潜規則とは何か』(講談社2011)など。編著に『在中日本人108人それでも私たちが中国に住む理由』(阪急コミュニケーション2013)『日中関係は本当に最悪なのか―政治対立下の経済発信力』(日本僑報社2014)など。

 ◎参加費:資料代、運営費、食事代

社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100

 ◎言語:主に日本語

(要旨)

私の講演は汕頭大学で新設した課程「日中文化コミュニケーション」や今春の九州環境保護取材ツアーを通じ、「いかに日本の素顔を中国に伝えるか」に取り組んでいる経験から、日本社会が抱える問題点を検討します。まず、私の授業内容や学生の研究発表を紹介し、中国の若者が日本をどう見ているかを紹介します。そして、日中双方にとってお互い文化への関心が、相互理解ばかりでなく、自分を理解するうえで重要なカギである点を指摘します。この点、日本の大学および学生の中国に対する関心は、中国の日本に対する関心にはるかに及びません。改革開放当初、日中はまさに逆の状況でした。この間、両国国民の意識に大きな変化が起きたわけです。この大きな変化を直視できず、現状維持にしがみついていると、日本はいずれ世界から取り残されることになります。「発信力」出版プロジェクトはメディア、経済編に続き、文化編の計画を地道に進めています。今回の講演を通じ、新たなアイデアや参加者が生まれることを期待しています

 

詳細

日付:
2017年7月2日
時間:
15:00 - 19:00
費用:
社会人200元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビル中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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