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現代日本における大学の大衆化と学術資本主義@北京日本人学術交流会

2018年12月30日 @ 16:00 - 21:00

第341回北京日本人学術交流会においては、「現代日本における大学の大衆化と学術資本主義」というテーマで報告がなされます。
2018年6月9日に北京日本人学術交流会では、東京において第七回北京日本人学術交流会日本支部例会を行いました。そこで横浜国大名誉教授の有江大介氏に「劣化する日本の大学に展望は?ランキング・補助金・研究環境・専任ポスト・内向き学生・“国際化“」というテーマで報告いただきました。
その報告を受けて、その報告の内容を紹介するとともに今日の日本の大学の問題を大衆化と学術資本主義(アカデミックキャピタリズム)という観点から考えてみたいと思います。

第二次世界大戦後の大学は、欧米や日本、そして今日では中国においても大衆化が進んでいます。
その状況把握と1980年代以降に主にアメリカの大学ではじまった学術資本主義(アカデミックキャピタリズム)がどのような状況をもたらしているか、これらをどう考えるべきかについて報告を行いたいと思います。
また2018年最後の学術交流会であるため2018年を振り返ったまとめや2019年に向けた
展望なども語られる予定です。
ご関心ある方は、ご参加いただければ幸いです。
参加希望の方は、12月28日(金曜)深夜までに以下のフォームにお申し込みください。
直前のお知らせで申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
◎第341回北京日本人学術交流会
◎日時:2018年12月30日(日曜)午後3時半開場午後4時ごろから開始予定、報告60分から90分
共同討論1時間、午後6時半ごろまで。場所を変えて自由参加の懇親会で食事などとりながら討論。懇親会は午後8時半ごろから午後9時ごろ終了予定。
◎場所:地下鉄亮馬橋駅から近い三全公寓、龍宝マンション、の対面にあるウイルマーデンタルクリニックの会議室(いつもとは場所が違いますのでご注意ください。詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:「現代日本における大学の大衆化と学術資本主義」
◎報告者:山口直樹(北京日本人学術交流会)
◎参加費:資料代、運営費など
社会人(企業派遣留学生含む)100元、学生50元
◎懇親会(自由参加)費用:社会人100元から150元、学生50元から100元程度。
◎言語:主に日本語
(報告要旨)
2018年6月9日に北京日本人学術交流会では、東京において第七回北京日本人学術交流会日本支部例会を行った。そこで横浜国大名誉教授の有江大介氏に「劣化する日本の大学に展望は?ランキング・補助金・研究環境・専任ポスト・内向き学生・“国際化“」というテーマで報告いただいた。
その報告を受けて、その報告の内容を紹介するとともに今日の日本の大学の問題を大衆化と学術資本主義(アカデミックキャピタリズム)という観点から考えてみたい。
第二次世界大戦後の大学は、欧米や日本、そして今日では中国においても大衆化が進んでいる。(たとえばウェーバーの研究者として知られる折原浩氏は、『大衆化する大学院』という本を書いている。)
その状況把握と1980年代以降に主にアメリカの大学ではじまった学術資本主義(アカデミックキャピタリズム)が今日、日本の大学にどのような状況をもたらしているか、これらをどう考えるべきかについて報告を行いたいと考える。
学術資本主義(アカデミックキャピタリズム)とは、「大学における利益至上主義」といった批判的なニュアンスを含んだ言葉であり、従来は公共的な役割を担うはずであった大学の教員が、自らの専門的知識を「資本」として私的利益を追求する企業家的なふるまいをするようになったことをスローターとレスリーが、そう呼んだことにはじまるものである。
例えば,その事例としては研究の商業化をはかる「産学連携」などがあげられる。
こうした問題をより具体的に考えてみたい。
多くの関心のある方々と議論できれば幸いである。
また2018年最後の学術交流会であるため2018年を振り返ったまとめや2019年に向けた
展望なども語られる予定である。

詳細

日付:
2018年12月30日
時間:
16:00 - 21:00
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

ウイルマーデンタルクリニックの会議室

主催者

北京日本人学術交流会

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