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卓球とナショナリズム―荻村伊知朗の仕事をめぐって@北京日本人学術交流会

2018年8月26日 @ 16:00 - 20:30

社会人200元、学生100元

第330回北京日本人学術交流会においては、日中文化交流カフェ「卓球とナショナリズム―荻村伊知朗の仕事をめぐって」が行われます。
現在、中国は、卓球王国として知られています。
しかし、はじめから中国が、卓球王国であったわけではありません。
1950年代は、中国より日本が卓球王国だったわけですが、1970年代にピンポン外交によって中国は国際舞台に躍り出ます。その中国の卓球の発展に大きく貢献したのが、日本の荻村伊知朗氏でした。
荻村氏の著書によれば、「卓球は1926年の国際卓球連盟創立以来1、国歌、国旗を使わない。2、加盟は国単位ではなく、協会単位である。選手一人一人が基本でその一人一人が集まってつくった協会が、ある地域の卓球活動を統括しているということであって、その地域は国と国にまたがってもいいし、あるいは国の中にいくつも分割されていてもかまわない。
3、選手はアマチュアとかプロフェッショナルの区別をしない。
という三つの原則で運営されている」といいます。
これに関連して忘れがたいのは、1991年千葉の世界卓球選手権における統一コリアチームの優勝という出来事でした。この時ながされたのは、アリランという朝鮮民族の歌、南北朝鮮半島をかたどった旗でした。
こうしたことが可能になったのは、世界卓球連盟の独自の運営方針があったと思われます。(1988年からソウルオリンピック参加のため原則に変更が加えられた。)
荻村伊知朗の仕事を考えることを通して卓球とナショナリズムあるいはスポーツとナショナリズムについて映像など交えながら考えることができればと考えます。
参加を希望される方は8月24日(金曜)までに以下のフォームにお申し込みください。
◎第330回北京日本人学術交流会
◎日時:2018年8月26日(日曜)午後3時半開場、午後4時開始、報告、共同討論、食事
午後8時半ごろ終了予定。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:日中文化交流カフェ「卓球とナショナリズム―荻村伊知朗の仕事をめぐって」
◎報告者:山口直樹(北京日本人学術交流会責任者)
◎参加費:資料代、運営費、食事代
社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100元
◎言語:主に日本語
(要旨)
現在、中国は、卓球王国として知られている。
しかし、はじめから中国が、卓球王国であったわけではない。
1950年代は、中国より日本が卓球王国だったわけだが、1970年代にピンポン外交によって中国は国際舞台に躍り出る。その中国の卓球の発展に大きく貢献したのが、日本の荻村伊知朗氏であった。
荻村氏の著書によれば、「卓球は1926年の国際卓球連盟創立以来1、国歌、国旗を使わない。2、加盟は国単位ではなく、協会単位である。選手一人一人が基本でその一人一人が集まってつくった協会が、ある地域の卓球活動を統括しているということであって、その地域は国と国にまたがってもいいし、あるいは国の中にいくつも分割されていてもかまわない。
3、選手はアマチュアとかプロフェッショナルの区別をしない。
という三つの原則で運営されている」という。
これに関連して忘れがたいのは、1991年千葉の世界卓球選手権における統一コリアチームの優勝という出来事であった。この時ながされたのは、アリランという朝鮮民族の歌、南北朝鮮半島をかたどった旗であった。
こうしたことが可能になったのは、世界卓球連盟の独自の運営方針があったと思われる(1988年からソウルオリンピック参加のため原則に変更が加えられた。)
スポーツ外交官といってよい荻村伊知朗の仕事を考えることを通して卓球とナショナリズムあるいはスポーツとナショナリズムについて映像など交えながら考えることができればと考える。多くの方と有意義な討論ができれば幸いである。

詳細

日付:
2018年8月26日
時間:
16:00 - 20:30
費用:
社会人200元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビル中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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