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中国語翻訳事情@北京日本人学術交流会

2018年10月21日 @ 16:00 - 21:00

社会人220元、学生100元

第336回北京日本人学術交流会においては、翻訳家の阿井幸作氏に『あの頃、君を追いかけた』の翻訳家が語る中国語翻訳事情」というテーマでお話しいただきます。
『あの頃、君を追いかけた』は、台湾の有名な作家、九把刀(ギデンズ・コー)氏が2007年に発表した小説ですが、この度、阿井幸作氏は、この小説を泉京鹿氏と翻訳して翻訳デビューを果たされました。
自身にとって初となる文芸翻訳で感じた翻訳の悩みや翻訳以外で遭遇した問題などを語り、原作と翻訳本を読み比べて原作小説の魅力や特徴を語っていただけるとのことです。
具体的には主なテーマは

・翻訳に当たって気を付けたこと、出版社からの注文
・翻訳から出版までの具体的な流れ
・訳文の誤りと原文の誤り
・共同翻訳のメリット・デメリット
・翻訳家って儲かるの?
とのことだそうです。
なかなか知ることのできない中国語翻訳事情を知る貴重な機会となるでしょう。
ご関心ある方は、ご参加いただければ幸いです。

参加希望される方は、10月19日(金曜)深夜までに以下のフォームにお申し込みください。
(事前申し込みがないと参加ができませんのでご注意ください。)
◎第336回北京日本人学術交流会
◎日時:2018年10月21日(日曜)午後3時半開場午後4時ごろから開始予定、報告、質疑応答、食事など午後8時半ごろ終了予定。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:「『あの頃、君を追いかけた』の翻訳家が語る中国語翻訳事情」
◎報告者:阿井幸作(書評家・翻訳家)
◎参加費:資料代、運営費、食事代
社会人(企業派遣留学生含む)220元、学生100元
◎言語:主に日本語

(報告要旨)

『那些年,我們一起追的女孩(あの頃、君を追いかけた)』は台湾の有名な作家・九把刀(ギデンズ・コー)氏が2007年に発表した自伝的小説です。不真面目で授業中にクラスメイトを笑わせることに情熱を燃やす少年・柯景騰(コー・チントン)が成績優秀で上品な少女・沈佳儀(シェン・チアイ―)に恋をし、恋敵の親友たちをあの手この手で蹴落とし、彼女の特別な存在であろうと奔走する青春小説です。1990年から2000年代当時の台湾の流行などを背景にし、2人が中学生から大人になるまでの10年間の友達以上恋人未満の関係、もっと踏み込んで言えば恋人以上の関係だったのに手すら握らない男女の仲を描いています。
2011年に作家自身がメガホンを取り、大胆なオリジナル要素を加えた映画が公開されると、台湾や香港で記録的ヒットを叩き出しました。その後日本でも日本語字幕版が公開され、DVDなども発売されたので、中国語学習者には有名な作品なんじゃないかと思います。
そして今年10月5日に山田裕貴さんと乃木坂46の齋藤飛鳥さんが主演を務め、舞台を現代日本に設定した日本版リメイク映画『あの頃、君を追いかけた』が日本全国で公開されました。それに先立って、講談社から原作小説の日本語訳を出すことになり、ベテラン翻訳家の泉京鹿さんとともに私が「共同翻訳」という形で本作の翻訳を手掛けました。
自身にとって初となる文芸翻訳で感じた翻訳の悩みや翻訳以外で遭遇した問題などを語り、原作と翻訳本を読み比べて原作小説の魅力や特徴を皆さんにお伝えしたいと思います。

主なテーマ
・翻訳に当たって気を付けたこと、出版社からの注文
・翻訳から出版までの具体的な流れ
・訳文の誤りと原文の誤り
・共同翻訳のメリット・デメリット
・翻訳家って儲かるの?

詳細

日付:
2018年10月21日
時間:
16:00 - 21:00
費用:
社会人220元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビル中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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