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スポーツ外交官、荻村伊智朗が遺したもの@北京日本人学術交流会

2017年12月17日 @ 16:00 - 20:00

社会人200元、学生100元

第308回北京日本人学術交流会においては、日中国交正常化45周年を記念した日中文化交流カフェとして北京にも深い縁を持った卓球選手である荻村伊智朗について「スポーツ外交官、荻村伊智朗が遺したもの」というテーマで取り上げます。
荻村伊智朗(1932-1994)は、卓球選手としてオリンピックで金メダルを獲得するなど卓抜した成績を残すとともに引退後は、すぐれたスポーツ外交を展開しました。1991年北朝鮮と韓国の卓球合同チームが結成され、優勝までしたことがありますが、この背景には荻村伊智朗の驚異的といってよい粘り強い交渉がありました。韓国ではこれに関する「ハナ」という映画が、制作されてもいます。また周恩来に請われて北京で中国人の卓球選手をコーチしていたこともあります。しかし、この荻村伊智朗は、日本人に十分に知られてきているとはいいがたい状況があるため改めて北京日本人学術交流会で取り上げ、荻村伊智朗が遺したものを掘り下げることとします。
また、ゲストには、卓球経験者の中国国際放送の星和明アナウンサーをお招きします。
ご関心ある方はご参加いただければ幸いです。
参加を希望される方は、12月15日(金曜)深夜までに以下のフォームにお申し込みください。
◎第308回北京日本人学術交流会
◎日時:2017年12月17日(日曜)午後3時半開場、午後4時開始、映像鑑賞、コメント、資料による補足報告、質疑応答、食事、共同討論などふくめて午後8時ごろ終了予定。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでいただいた方にお知らせします。)
◎テーマ:日中国交正常化45周年記念企画、日中文化交流カフェ「スポーツ外交官、荻村伊智朗が遺したもの」
◎司会:山口直樹(北京日本人学術交流会責任者)
◎ゲスト:星和明氏(中国国際放送アナウンサー)(卓球経験あり)
◎参加費:資料代、運営費、食事代
社会人(企業派遣留学生含む)200元、学生100元
◎言語:主に日本語
(要旨)
日本人で野球のイチロー選手を知らないという人はほとんどいない。
しかし、日本には卓球にもすぐれたイチローがいた。
そのイチローこそ荻村伊智朗であった。
荻村伊智朗(1932-1994)は、卓球選手としてオリンピックで金メダルを獲得するなど卓抜した成績を残すとともに引退後は、すぐれたスポーツ外交を展開した。
1953年に全日本卓球選手権男子シングルスに優勝すると翌年イギリスのウェンブリーおよび1956年の世界卓球選手権で優勝した。
引退後は日本卓球協会の常任理事として卓球の普及に尽力した。
1991年には北朝鮮と韓国の卓球統一コリアチームが、結成され、第41回世界卓球選手権千葉大会で優勝までしたことがあるが、この背景には荻村伊智朗の驚異的といってよい粘り強い交渉があった。韓国ではこれに関する「ハナ」という映画が、制作されてもいる。また1970年には日本卓球協会理事として訪中、周恩来に請われて北京で中国人の卓球選手をコーチしていたこともある。孫には自分のことを「ピンポンさん」と呼ばせていたこの稀有のスポーツ外交官の生涯にドキュメンタリー映像などをとおして迫り、荻村伊智朗が遺したものを参加者で考えたい。多くの方々と議論を共有できれば、幸いである。

詳細

日付:
2017年12月17日
時間:
16:00 - 20:00
費用:
社会人200元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビル中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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