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「辺見庸『1★9★3★7』(2015)を中国で考える」@北京日本人学術交流会

2016年12月11日 @ 16:00 - 20:00

社会人200元、学生100元

第256回北京日本人学術交流会においては「辺見庸『1★9★3★7』(2015)を中国で考える」というテーマで報告が行われます。
『1★9★3★7』(2015)の著者の辺見庸氏とは、もともと共同通信の記者で北京にも特派員として滞在していたことがある作家、詩人です。その辺見庸氏が、昨年2015年に戦後思想史上最大の問題作といわれる『1★9★3★7』(2015)を世に問いました。
『1★9★3★7』(2015)において辺見氏は、忘却されていた堀田善衛の『時間』という小説を手掛かりに戦前の国策通信社、同盟通信の特派員として当時の中国いた父のことを詳しく書いています。『1★9★3★7』(2015)は、日本にとっても中国にとっても重大な意味を持つ作品といってよいでしょう。
1937年とは日中戦争が始まった年、同時に文化勲章という制度が、始まった年でもあります。
なぜ、辺見庸『1★9★3★7』(2015)は、戦後思想史上、最大の問題作と考えることができるのでしょうか。第256回北京日本人学術交流会では、辺見庸『1★9★3★7』(2015)の具体的な内容を見ながらそのことを参加者と考える試みです。
貴重な機会かと思います。
ご関心のある方は、ご参加いただければ幸いです。
お手数ですが参加を希望される方は、以下のフォームからお申し込みください。

◎第256回北京日本人学術交流会
◎日時:2016年12月11日(日曜)午後3時半開場、午後4時開始、報告、質疑応答食事など午後8時ごろ終了予定。
◎場所:亮馬橋幸福ビルB座1階中華レストラン京味菜の一室(詳しくは申し込んでくださった方にお知らせします。)
◎テーマ:「辺見庸『1★9★3★7』(2015)を中国で考える」
◎報告者:山口直樹(北京日本人学術交流会代表)
◎参加費:資料代、運営費、食事代など
社会人(企業派遣留学生含む)200元、留学生、学生100元
◎言語;主に日本語

要旨
 辺見庸氏が、昨年2015年に戦後70年最大の問題作といわれる『1★9★3★7』(2015)を世に問うた。辺見庸氏は、もともと共同通信の特派員として北京にも滞在していたことがある作家、詩人である。
『1★9★3★7』(2015)において辺見氏は、忘却されていた堀田善衛の『時間』という小説を手掛かりに戦前の国策通信社、同盟通信の特派員として当時の中国いた父のことを詳しく書いている。
1937年とは日中戦争が始まった年、同時に文化勲章という制度が、始まった年でもある。
なぜ、辺見庸『1★9★3★7』(2015)は、戦後日本70年の中で最大の問題作と考えることができるのだろうか。第256回北京日本人学術交流会では辺見庸『1★9★3★7』(2015)の具体的な内容を見ながらそのことを参加者と考える試みです。
辺見庸『1★9★3★7』(2015)の具体的な内容は、以下である。この文学作品といっていい問題作の内容を簡潔に紹介するということは、極めて難しいのだが、極力、著者のいいたいことをできるだけ忠実に紹介しながらこの作品の意味について参加者のみなさんと考えてみたい。

いま記憶の「墓をあばく」ことについて
序章 よみがえる亡霊
第一章 し体のスペクタクル
第二章  非道徳的道徳国家の所業
第三章 かき消えた「なぜ?」
第四章 静謐と癇症
第五章 ファシストと「脂けん」
第六章 過去のなかの未来
第七章 コノオドロクベキジタイハナニヲ?
第八章  未来に過去がやってくる

詳細

日付:
2016年12月11日
時間:
16:00 - 20:00
費用:
社会人200元、学生100元
イベントカテゴリー:
イベント タグ:
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会場

亮馬橋幸福ビル中華料理店京味菜の一室

主催者

北京日本人学術交流会

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